マウスコンピューターの法人向けPCブランド「MousePro」から、モバイルワーク向けノートPC「MousePro-NB430H」が登場した。大きく見やすい14型の液晶ディスプレイを搭載しながら、薄型軽量ボディと長時間バッテリー駆動を実現しており、テレワークやハイブリッドワークなどの新しい働き方にピッタリの1台となっている。今回、その実機を試すことができたので、製品の特徴や使用感などを詳しく紹介していこう。

  • マウスコンピューターの14型ノートPC「MousePro-NB430H」

据え置きでも持ち運びでも使いやすい絶妙のサイズ

テレワークやハイブリッドワークなどの新しい働き方が浸透し、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、オフィス以外の場所で仕事をする機会が増えつつある。それにともなってノートPCの役割も変化し、どんな場所でも本格的な業務が行えるような性能の高さや使い勝手のよさが求められるようになってきた。こうした中で注目を集めているのが14型ノートPCだ。15型の画面の見やすさと13型以下の持ち運びやすさを兼ね備えており、据え置きでもモバイルでも使いやすいというのが大きな理由だ。

マウスコンピューターの「MousePro-NB430H」もそのひとつ。14.0型液晶ディスプレイを採用しながらナローベゼルの採用で本体幅が322mm、奥行きが216.8mmに抑えられており、狭い机の上や膝の上などにも置きやすくなっている。厚みが16.9mmと薄く質量も約1.08kgと軽いため、バッグなどに入れて気軽に持ち運ぶことができる。オフィスや自宅の机の上だけでなく、カフェのカウンター席や移動中の電車の中など、場所を問わずに使用することが可能だ。

  • フットプリントは幅322mm、奥行き216.8mmとコンパクトで、机の上で場所を取らないのが嬉しい

本体カラーはブラックが基調で、シンプルかつ洗練されたデザインになっている。筐体の素材にはマグネシウム合金が採用されており、軽くて丈夫なだけでなく質感も高い。過酷なことで知られるアメリカ国防総省制定のMIL規格 ( MIL-STD-810G ) に準拠した信頼性テストを10項目でクリアしており、出先にも比較的安心して持ち出すことができる。

  • マグネシウム合金を採用した堅牢性の高いボディも特徴のひとつ

  • ビジネスバッグに気軽に入れて持ち運ぶことができる

最近のノートPCの場合、インタフェースを必要最小限に抑えたものも少なくないが、ビジネスシーンで使うことを考えると、できるだけアダプターやドックなしで多くの周辺機器をつないで使える方がありがたい。その点、本機は薄型軽量にもかかわらずインタフェースが充実しているのがポイント。本体左側面には電源端子のほか、HDMI、USB 3.1(Type-A)、Thunderbolt 4(Type-C)端子が、右側面にはmicroSDカードリーダー、ヘッドセット、USB 3.0(Type-A)、セキュリティスロットが搭載されている。このうちThunderbolt 4ポートはDisplayPort Alt modeとUSB Power Deliveryに対応しており、外部ディスプレイをつないで映像を出力したり、市販のUSB充電器やモバイルバッテリーをつないで給電したりすることも可能だ。

  • 本体左側面には電源端子のほか、HDMI、USB 3.1(Type-A)、Thunderbolt 4(Type-C)端子が搭載されている

  • 本体右側面にはmicroSDカードリーダー、ヘッドセット、USB 3.0(Type-A)、セキュリティスロットが搭載されている

映像出力端子がHDMIとThunderbolt 4の2系統あるため、外付けディスプレイをつなげば、本体内蔵のディスプレイを含めて最大3画面まで同時に表示することができる。自宅でマルチモニター環境を構築したり、出先でモバイルディスプレイをつないで表示領域を拡張し、生産性を高めるような使い方も容易に実現可能だ。

ディスプレイ上部にはWindows Hello Enhanced Sign-in Securityの顔認証機能に対応した有効画素数約100万画素のWebカメラとマイクが内蔵されており、オンライン会議やパスワードレスのログインなどに利用することができる。通信機能はWi-Fi 6とBluetooth 5を搭載しているほか、BTOで最大600Mbpsのダウンロード速度に対応したLTEモジュールを内蔵することも可能。Wi-Fi環境のない屋外で使うことが多い場合はカスタマイズを検討してみるといいだろう。

  • ディスプレイ上部には顔認証対応の100万画素のWebカメラが内蔵されている

省電力ディスプレイと大容量バッテリーの採用で長時間駆動を実現

液晶ディスプレイは14.0型フルHD(1,920×1,080ドット)のノングレアパネルが採用されており、明るい場所でも映り込みが少なく見やすいのが特徴。視野角も広く、斜めから見ても色みの変化はほとんど感じられない。

  • ディスプレイは14型フルHDノングレア液晶パネルを採用。視野角が広く、色再現性も良好だ

実際、色域の狭いディスプレイだとくすんだように見えるあざやかな色も本来の色みで再現され、微妙な色の違いがわかりやすいため画像の色補正などがやりやすかった。

マウスコンピューターによると、液晶パネルは従来モデルと比べて約38%消費電力を抑えたものを採用しているとのこと。またバッテリーも約73Whという大容量のもので、これらの組み合わせにより最大23.5時間という長時間駆動を実現しているそうだ。実際、画像編集などのそこそこ負荷の高い処理をしている最中もバッテリーが減るスピードがゆっくりで、コンセントのない場所で長時間使う場合でも安心して作業に集中することができた。これなら普段はACアダプターを一緒に持ち歩かなくても問題なさそうだ。

  • 付属のACアダプター。バッテリー駆動時間が長いため持ち歩く機会は少なそうだが、厚み約16.5mmと薄型軽量のため、本体と一緒にバッグに入れても負担に感じにくいのは嬉しい

ちなみにディスプレイは最大180度まで開くことができ、打ち合わせや商談で相手に画面を見せながら説明したいときなどにとても便利。角度調節もしやすく、膝の上に乗せて使うときも見やすい角度に画面を開くことができるため目が疲れにくかった。

  • ディスプレイは最大180度まで開くことができる。打ち合わせなどで相手と画面を共有したいときに便利

キーボードはキーピッチが約19.1mmあり、キーストロークも約1.2mm確保されている。ストロークは浅めだが、キーを押したときにしっかりとしたクリック感があり、タイピングはしやすく感じた。またキー同士が適度に離れているため、間違って隣のキーに触れてしまうことも少なく、ミスタイプが起こりにくかった。

  • フルサイズのキーボードを搭載する。キーピッチに余裕がありタイピングはしやすかった

タッチパッドはクリックボタン一体型で操作スペースが広いためマルチタッチジェスチャーがやりやすく、スクロールなども快適に操作することができた。

  • キーボードはバックライトが内蔵されており、暗所でも各キーを区別しやすくなっている

このほか、立体音響技術のDolby Atmosに対応しており、コンテンツに最適化されたサウンドを手軽に楽しめるのもポイント。人の声を聞き取りやすくすることもできるので、オンライン会議でのコミュニケーションにも役立ちそうだ。

  • Dolby Atmosにも対応。プリインストールされている「Dolby Access」でコンテンツに合わせてサウンドを最適化することができる

第12世代インテルCoreプロセッサーを搭載

今回試した「MousePro-NB430H」は、CPUがインテル第12世代Core i5-1235U プロセッサー(10コア12スレッド/最大4.40GHz)、グラフィックスがCPU内蔵のインテルUHDグラフィックス、メモリが8GB(シングルチャネル / オンボード)、ストレージがNVMe対応の256GB M.2 SSDという構成だった。

Core i5-1235UはPコアと呼ばれる性能を重視したコアを2つ、省電力で高効率なEコアを8つ搭載したプロセッサー。前世代のCore i5-1135G7(4コア8スレッド)からはコア数、スレッド数ともに大きくアップしており、パフォーマンスの大幅な向上が期待できる。

今回はその性能をチェックするため、まず「CINEBENCH R23」でスコアを測ってみた。

CINEBENCH R23 ベンチマーク結果
CPU(マルチコア) 5484pts
CPU(シングルコア) 1556pts

前世代のCore i5-1135G7からは2〜3割ほどスコアがアップしており、予想通りパフォーマンスが大きく向上しているのがわかる。

続いて、「PCMARK10」でPCの総合的なパフォーマンスをチェックしてみた。

PCMARK 10 ベンチマーク結果
総合スコア 4648
Essentials 9086
Productivity 6631
Digital Content Creation 4524

快適に動作する目安は、基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、クリエイティブアプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上となっているが、本製品はいずれも大きく上回っている。普段使いやビジネス用途はもちろんのこと、画像編集などのクリエイティブ用途も快適に行えることがわかる。

次に、グラフィックス性能を測るため「3DMARK」も試してみた。

3DMARK Time Spy ベンチマーク結果
Time Spy score 942
Graphic score 838
CPU score 3250

3DMARK Fire Strike ベンチマーク結果
Fire Strike score 2022
Graphic score 2287
Physics score 10100
Combined score 659

3DMARK Night Raid ベンチマーク結果
3DMARK Night Raid 7859
Graphic score 8859
CPU Score 4736

評価機の場合はメモリがシングルチャネルだったため、内蔵グラフィックスも従来のインテル UHD グラフィックスと同程度のスコアだったが、メモリがデュアルチャネルの場合はより高性能なインテル Iris Xe グラフィックスが有効になるためパフォーマンスも大きくアップすると思われる。画像加工や動画のエンコードなど、グラフィックス性能が影響しやすい作業に使うことが多いならBTOでメモリを16GB以上にカスタマイズした方がいいだろう。マウスコンピューターの直販サイトでは、本機のメモリは最大40GBまで増設することが可能だ。

最後に、「CrystalDiskMark」でストレージの性能も測ってみた。評価機には256GBのNVMe対応M.2 SSDが搭載されていたが、その高速さがわかる結果になった。

CrystalDiskMark ベンチマーク結果
1M Q8T1 シーケンシャルリード 2491.84
1M Q8T1 シーケンシャルライト 966.16
1M Q1T1 シーケンシャルリード 1725.22
1M Q1T1 シーケンシャルライト 967.17
4K Q32T1 ランダムリード 365.38
4K Q32T1 ランダムライト 347.90
4K Q1T1 ランダムリード 44.30
4K Q1T1 ランダムライト 134.67

省電力な液晶パネルと大容量バッテリーを採用することで長時間駆動を実現した「MousePro-NB430H」。据え置きでも使いやすい画面サイズと気軽に持ち運べる薄型軽量ボディを両立しており、オフィスや自宅だけでなく、出先でも快適に業務を行えるのが魅力になっている。テレワークやハイブリッドワークのような新しい働き方に合った高性能で使い勝手のよいPCを探している人には、ぜひ注目してほしい製品だ。

  • 場所を選ばず快適に使用できるハイブリッドワークの心強い味方「MousePro-NB430H」

⇒「MousePro-NB430H」の詳細はこちら

「DAIV 4P」と「ProLite XUB3493WQSU」のセット購入が便利

いずれの機材もリーズナブルな製品からプロが使う本格的なものまでさまざまな種類が販売されている。今回紹介したPCやディスプレイなどと併せて導入を検討し、動画配信に役立ててみてはいかがだろうか。

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