ここ数年で自宅などのオフィス外で仕事をする「テレワーク」が一気に浸透した。しかし業務内容によってはオフィスでの勤務が求められたり、対面でのコミュニケーションが必要だったりして、完全なテレワークが難しいケースも数多くある。そうした職場で導入が進んでいるのが出社と在宅を組み合わせた「ハイブリッドワーク」だ。働く場所や時間が柔軟に設定できることや、育児や介護などの従業員それぞれの事業に対応しやすいことなどもあって、これからの新しい働き方として大きな注目を集めている。

しかしオフィスと自宅とで仕事の環境に差が生まれやすいなど、導入にあたって解決すべき課題は少なくない。特に仕事の基本道具であるPCをどう選ぶかは重要なポイント。そこで今回は、ハイブリッドワークに適したPCの条件や具体的なおすすめ製品を紹介していこう。

ハイブリッドワークで使うPCに求められる性能とは

対面での打ち合わせが不要な業務や、データ入力などの個人で行える作業は自宅で、メンバー間のきめ細かいコミュニケーションが必要となる複雑な案件はオフィスで……という具合に、状況に応じて働く場所を柔軟に選択できるのがハイブリッドワークの大きなメリット。しかし様々な場所で働くということは、移動してPCを使う機会も増えるということでもある。そこで、まず選択肢に上がってくるのがノートPCだ。

一口にノートPCといっても様々な種類があるが、補助的な作業だけでなく、メインとなる業務にも使用するなら画面は大きめのほうが効率が上がる、表示の見やすさと持ち運びやすさのバランスを考えたら14~15.6型のフルHD以上のディスプレイを搭載した製品が候補になる。

またCPUもある程度以上高い方が業務効率はアップする。そのため、比較的最近のミドルクラス以上のCPUを選びたい。具体的にいえば、インテルならCore i5以上、AMDならRyzen 5以上が目安になる。とくに第11世代以降でCore i5以上なら、メモリの構成にもよるが、CPU内蔵のグラフィックスとしてはパフォーマンスの高いインテルIris Xeグラフィックスが搭載されているため画像編集やちょっとした動画編集などのクリエイティブ系業務にも対応可能だ。

なかには自宅では集中できないなどの理由で、カフェやコワーキングスペースなどを利用することもあるだろう。そのような場合は、持ち運びやすさに加えて、バッテリーの持ちや、セキュリティの高さなども重要な要素になってくる。2kg以下で少なくとも6時間以上のバッテリー駆動時間、生体認証機能などがあると自宅以外でも利用しやすくなる。

オフィス外で仕事するときは、資料やデータのやり取り、オンライン会議などにインターネット回線を利用することになる。そのため高速なワイヤレス通信機能は必須。通信速度が速いだけでなく、遅延や回線の混雑にも強いWi-Fi 6を搭載した製品がおすすめだ。出先で使う機会が多いなら、LTE以降の高速モバイル通信に対応した製品も検討したい。

まとめると、次のようになる。

▼ハイブリッドワークにおすすめのPC
・14~15.6型のフルHD以上のディスプレイを搭載したノートPC
・Core i5以上またはRyzen 5以上のCPU
・約2kg以下の本体質量
・Wi-Fi 6に対応可能
・モバイル通信(LTE以降)対応のSIM内蔵可能

ハイブリッドワークに向いたマウスコンピューターのPC

それでは、ハイブリッドワークに向いたPCには具体的にどのような製品があるのだろうか。ここでは、品質・サポートの高さで評価されるマウスコンピューターのビジネス向けPCブランド「MousePro」から、いくつかおすすめの製品を紹介していこう。

長時間駆動可能な薄型軽量ノートPC「MousePro-NB430H」

「MousePro NB4(第12世代)」シリーズは、厚み16.9mm、質量1.08kgという薄型軽量ボディに14.0型フルHD液晶ディスプレイを採用したモバイルノートPC。第12世代インテルCore i5またはCore i7プロセッサーと、最大23.5時間の長時間駆動が可能なバッテリーを搭載しており、電源が用意されていないカフェやコワーキングスペースでも軽快に作業できる。ラインアップのうち「MousePro-NB430H」は、CPUにインテル Core i5-1235Uを採用したモデル。高速にスリープ状態から復帰するモダンスタンバイに対応しているほか、強化されたサインインセキュリティ対応の顔認証カメラを内蔵しており、より安全にパスワードレスでログインすることができる。Wi-Fi 6に対応しているほか、BTOでLTEモジュールを内蔵することも可能。メモリは8GBだが、BTOで最大40GBまで増設することができる。

MousePro-NB430H(159,500円~/税込)

  • MousePro-NB420HL

【基本スペック】CPU:インテルCore i5-1235Uプロセッサー、グラフィックス:インテルUHDグラフィックス(メモリ増設時はインテルIris Xeグラフィックス)、メモリ:8GB(最大40GBまで増設可能)、M.2 SSD:256GB(NVMe対応)、サイズ:W322×D216.8×16.9mm(折り畳み時/ 突起部含まず)

⇒MousePro-NB420HLの詳細はコチラ

光学ドライブ搭載で約2.03kgの「MousePro-NB541H」

「MousePro NB5(第11世代)」シリーズは、15.6型フルHD液晶ディスプレイと光学ドライブを搭載しながら、2kg前後の軽量ボディを実現したノートPC。CPUに第11世代インテル Core i3を搭載したエントリーモデルからインテル Core i7を搭載したモデルまで用途に合わせて選択することが可能。本製品は、そのうちインテル Core i5-1135G7プロセッサーを搭載したミドルモデル。LAN、D-Sub、HDMI、USB 3.1、USB 3.0、USB 2.0×2、ヘッドホン出力/ヘッドセット端子、マイク入力端子、SDメモリーカードリーダー、DVDスーパーマルチドライブなどインターフェイスが充実しているにもかかわらず、質量は約2.03kgに抑えられており、オフィスや自宅でさまざまな周辺機器をつないで仕事したい場合にも対応しやすい。BTOではBDXL対応BDドライブやWi-Fi 6にカスタマイズできるほか、LTEモジュールを内蔵することも可能だ。

MousePro-NB541H(119,680円~/税込)

  • MousePro-NB541H

【基本スペック】CPU:インテルCore i5-1135G7プロセッサー、グラフィックス:インテルUHDグラフィックス(メモリ増設時はインテルIris Xeグラフィックス)、メモリ:8GB(最大64GBまで増設可能)、M.2 SSD:256GB(NVMe Gen3×4)、サイズ:W361×D256×29.1mm(折り畳み時/ 突起部含まず)

⇒MousePro-NB541Hの詳細はコチラ


いずれも直販サイトではメモリやストレージなどをきめ細かくカスタマイズすることができる。また、1年間無償ピックアップ保証や24時間×365日電話対応など、手厚いサポートが受けられるのも魅力的。ビジネスPCの購入を検討しているユーザーは、一度チェックしてみてはいかがだろうか。

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