2021年12月14日、Dream Onは未来を体験し、未来を共に創るテーマパーク「FLEX Park Tokyo」を東京虎ノ門にオープンした。
このテーマパークでは、空飛ぶクルマでの移動、極超音速ロケットでの宇宙旅行といった未来体験が可能だという。
未来には、このようなテーマパークは当たり前になる、そう感じている。では、FLEX Park Tokyoとはどのようなテーマパークなのか、今回は、そんな話題について紹介したいと思う。
テーマパーク「FLEX Park Tokyo」とは?
FLEX Park Tokyoは、未来が体験できる新感覚のテーマパーク。東京の虎ノ門CIC Tokyo虎ノ門ヒルズビジネスタワー16Fで開催されている。
このテーマパークを手掛けるDream Onは有志団体で、その前身団体はCARTIVATOR(カーティベイター)だ。
CARTIVATORは、空飛ぶクルマeVTOLの企業SkyDriveとともに、2020年夏に空飛ぶクルマの日本初有人デモフライトを成し遂げている。
その後、機体開発をSkyDriveに移管、有志団体Dream Onと改称して「未来へのタイムマシン」をテーマに再始動したという。
さらに驚くのは、FLEX Park Tokyoに、数多くのスポンサー企業が存在していることだ。期待の大きさが表れているのだろう。
五感没入型のXR技術で体験する空飛ぶクルマ
FLEX Park Tokyoでは、空飛ぶクルマでの移動、極超音速ロケットでの宇宙旅行、空飛ぶホウキによる飛行などが体験できる。
この擬似体験を可能にするのが、「五感没入型のXR技術」。この「五感没入型のXR技術」という言葉はとてもカッコイイ。
以下の画像を見ていただきたい。男性がVRゴーグルを装着しながら、擬似的な空飛ぶクルマに搭乗し運転している様子が写っているのがわかるだろうか。
画像では、ちょうど東京タワーあたりを飛行しているので高度は300mくらいだろう。そして、この体験中は、空飛ぶクルマが動くことで加速度が感じられ、さらに風も出てくるというから本当に「五感没入型のXR技術」だ。
実際に、Dream OnがYoutubeにおいて空飛ぶクルマVR体験ムービーを公開しているのでぜひご覧いただきたい。
FLEX Park Tokyoの第1弾は2022年3月末まで開催の予定とのことだが、2022年には第2弾として愛知県で「FLEX Park Aichi」というテーマパークのオープンを予定しているという。
豊田市の支援により、愛知活動拠点「ものづくり創造拠点SENTAN」のガレージに開催予定だ。他にも三越伊勢丹やキャドセンターなどと共に、さまざまなコンテンツが計画されていてどれも魅力的だ※1 。
いかがだっただろうか。テーマパークFLEX Park Tokyoは、有志メンバーがボランティアで運営しているため、土曜日を中心に時間予約制でオープンしているという。VRヘッドセットの年齢制限によるため13歳以上が対象となるようだ。
でも安心してほしい。13歳未満には、VR以外の体験や簡易的なVRゴーグルでの体験が可能だという。近未来感溢れるすごいテーマパークが登場した。ぜひ多くの方に足を運んでいただきたい。
参考文献