Microsoft Excelを使って、データの整理や分析を行うための基本的な技術から応用までを学ぶことを目的とする本連載。全10回で、データ入力の基本操作からデータ分析ツールとしての使い方まで紹介する。
Microsoft Excelはスプレッドシートアプリケーションのデファクトスタンダードだ。データ整理や表計算はもちろん、デザインが行いやすいという理由で文書系の書類の作成やポスターといった画像を多く含む資料などの作成にも使われる。長期にわたって世界中のユーザーに使われているアプリケーションであり、このアプリケーションなしでは仕事にならない現場は多い。
とはいえ、実のところ、業務の流れで何となくExcelを使い出して、特定の機能だけを使っているケースも多いのではないだろうか。本連載ではそうした方を対象に、Microsoft Excelの基本となる使い方から、データ分析などExcel本来の使い方までカバーする。
さて、初回となる今回は、Microsoft Excelを初めて使う初心者でもデータ分析に取り組めるよう、基本操作とデータの入力方法を説明する。Excelの画面構成や基本操作から始め、セルへのデータ入力の基本、効率的な入力方法、データの編集やセルの移動、コピーの操作方法について説明し、よくあるトラブルの解決策なども紹介する。ステップバイステップのスキルアップに活用していただければ幸いだ。