前回前々回の連載で紹介した関数UNIQUEは、他の関数と組み合わせて使用するケースが多いといえる。ということで今回は、合計値のリストを作成する方法(SUMIF)、重複データを除外したリストを並べ替える方法(SORT)、指定した項目についてのみ重複データを除外したリストを作成する方法(FILTER)について紹介していこう。

組み合わせることで便利になる関数

関数UNIQUEを使うと、重複データを除外したリスト(配列)を手軽に作成できる。ただし、関数UNIQUEを単体で使用するケースは滅多にない。実際にデータを処理するときは、関数UNIQUEにより出力されたリストをもとに、さらに別の処理を施すケースが多いといえる。

そこで今回は、UNIQUEを他の関数と組み合わせて使用した例をいくつか紹介してみよう。ここではSUMIF、SORT、FILTERといった関数と組わせる方法を紹介していくが、これら以外にも便利な使い方は沢山あると思われる。「UNIQUEにより出力されるデータは配列になる」ということを理解していれば色々な用途に応用できるはずだ。

  • UNIQUEをSUMIFやSORT、FILTERと組み合わせて活用

関数SUMIFとの組み合わせ

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