なんとも素敵なAI活用を実践する人もいるものだ。ノルウェーのベルゲン(Bergen)に住む開発者のarnegiacomo(GitHub)氏のWebサイトに表示されているこの絵である。

"自宅の庭にいる鳥たちのポスターが欲しかった"という動機に邁進したarnegiacomoさんが挑戦したのは、AIとRaspberry Piを用いてリアルタイムに聞こえる鳴き声の持ち主である野鳥たちを描くシステム「fugleramme」。Pythonで書かれたfuglerammeは、鳥や野生動物の音声を分類する米コーネル大学のコーネル鳥類学研究所のローカルAI推論システム「BirdNET-Go 」を用いて野鳥の声を分類、マッピングされたパブリックドメイン数百種の鳥類イラストからリアルタイムに声の持ち主(鳥)を表示させる。Raspberry Piを通してE-Ink電子ペーパーやWebへの書き出しも可能になる。

同氏のGitHubには、実際に緑が溢れる窓辺に設置した電子ペーパーフレームの写真が掲載されている。窓の汚れはリスが鳥の餌を盗んでいくためだそうで、近場にある自然がなんとも羨ましい限りの写真であるが、鳴き声をその場で美しい絵で表示するこのAI連携フレームが、なんとも優美な付加価値を住空間に与えている。