Windows Latestは4月2日(現地時間)、「Google Chrome’s new native video and audio lazy loading could make the web faster」において、Chromeの遅延読み込み機能が動画および音声をサポートする可能性を伝えた。
遅延読み込み機能はデータ量および負荷の大きい非表示コンテンツの読み込みを遅延させることで、全体の表示速度を高速化する技術とされる。これまでは画像やiframeなど一部の要素に限られていたが、まもなく対象を拡大するという。
遅延読み込みで何が変わる?表示速度が向上する仕組み
遅延読み込み機能がない場合、Webブラウザは画面からはみ出したコンテンツを含め、すべてを即座に読み込もうとする。画面上に表示されないコンテンツの処理に大きなリソースを奪われると、ユーザ視点からは不自然に動作が重くなったように感じられ、Webエクスペリエンスが低下することになる。
この問題に対処するためにChrome(Chromium)では遅延読み込み機能が実装され、必要に応じて表示速度や応答性を改善できるようになっている。具体的にはimgタグやiframeタグの「loading」属性の値が「lazy」の場合に当該タグの遅延読み込みを行う。読み込みタイミングはタグが表示領域に到達した瞬間とされ、表示されない場合は最後まで読み込まれない可能性がある。
動画・音声でも使える?遅延読み込みの実装方法
今回、この機能をvideoタグおよびaudioタグに導入することが提案され、2月20日ごろに取り込まれたことが明らかになった(コードレビュー:[Media] Implement loading attribute for video and audio elements (7511253) · Gerrit Code Review)。
これまでWebサイトの応答性に悩みを抱えていたWebサイトの開発者は、loading属性を指定するだけでWebエクスペリエンスを向上できる可能性がある。また、JavaScriptで対応していた開発者も、今後は容易に実装可能になる見込みだ。
いつから使える?Chrome 148での対応時期
Windows Latestによるとリリースプロセスへの反映は3月末ごろに行われ、安定版ビルドにおけるデフォルトの有効化はChrome 148以降とされる。公式ロードマップによると、Chrome 148安定版は4月22日にリリース予定とされる。
