Towerが魚津工場の生産能力拡充を計画

Tower Semiconductorは3月25日、合弁会社として運営している日本のアナログファウンドリであるタワー パートナーズ セミコンダクター(TPSCo)の300mmファブ「魚津工場」について生産能力の増強計画を発表した。

TPSCoは、Nuvoton Technologyの子会社であるヌヴォトンテクノロジージャパンが49%、Towerが51%の株式を保有する形で運営されてきたが、同日、魚津工場(Fab 7)をTowerの完全子会社が所有、200mmファブの砺波工場(Fab 5)をヌヴォトンが所有する契約を締結したことを発表している。

生産能力は最大で4倍に増強、シリコンフォトニクスに注力

Fab 7の生産能力増強は、この契約を受けてなされるもので、経済産業省からの補助金支給の承認を条件として、Towerとヌヴォトンの間で事前に合意された条件に基づく形で工場隣接地を購入する形で行うとしている。これによりFab 7は既存施設の生産能力と併せてフル稼働時には現在の生産能力の4倍に拡大されることを目指すとしている。

また、Fab 7は同社のシリコンフォトニクス技術の量産工場にもなっており、今回の生産能力増強投資により、シリコンフォトニクス製品の本格出荷が加速されることとなり、特にすでに同工場における同プロセスは認証取得済みであることから、新たな顧客認証の取得などを経ることなく、拡張された工場部分に製造装置が導入された後、早い段階からその恩恵を受けることができるようになることが期待されるともしている。

なお、今回の投資についてTowerでは、差別化された光・フォトニクス技術プラットフォームをさらに強化することができるようになるとしており、経済産業省と緊密に連携することでフォトニクス技術の革新を推進するとともに、顧客に向けた長期的な成長エンジンを提供していき、日本の半導体技術とエコシステムを強化していくことを目指すとしている。