「Arrow Lake Refresh」こと「Core Ultra 200S Plus」が正式発表
Intelは3月11日、デスクトップPC向けプロセッサ「Core Ultra 200S Plusシリーズ」を正式に発表し、3月26日より小売パートナーを通じて「Core Ultra 7 270K Plus」および「Core Ultra 5 250K Plus」を第1弾製品群として発売することを明らかにした。
「Arrow Lake Refresh」の開発コード名で呼ばれてきたCore Ultra 200S Plusシリーズとして投入されるCore Ultra 7 270K PlusとCore Ultra 5 250K Plusは、前世代となる「Core Ulrta 200Sシリーズ」(開発コード名:Arrow Lake)の同セグメント品であるCore Ultra 7 265K/KFおよびCore Ultra 5 245K/KFと比べてEコアの数を4個追加する構成へと変更。これにより、Core Ultra 7 270K Plusは24コア(8個のPコアと16個のEコア)、Core Ultra 5 250K Plusは18コア(6個のPコアと12個のEコア)となった。また、ダイ間接続の周波数を最大900MHz向上させたことで、CPUとメモリコントローラ間リンクの速度は約1GHzの向上となり、システムレイテンシの低減とゲーミング性能の向上を可能としたとする。
具体的には、既存のCore Core Ultra デスクトップ・プロセッサ Series 2と比べてゲーミング性能を平均15%高速化したとするほか、同セグメントの競合CPU(Ryzen 5 9600X)と比較して最大103%高速なマルチスレッド性能を発揮できるとしている。
7200MT/sのDDR5メモリに対応
さらに、新しいIntel Binary Optimization Toolにも対応したとする。これは、ほかのx86プロセッサやゲームコンソール、旧世代アーキテクチャ向けに最適化されたワークロードであっても、プロセッサの命令実行効率(IPC)の最適化ノウハウなどを活用することで、性能を向上することを可能とする最適化技術で、ハードウェアの進化と並ぶ、エンスージアスト向けの長期的なパフォーマンスロードマップの重要な要素だと同社では説明している。
加えて、メモリ関連も強化されており、7200MT/sのDDR5メモリ(DDR5-7200)に対応したほか、Core Ultra 200S Boost BIOS プロファイルとの互換性への対応として8000MT/sまでのメモリオーバークロックを保証したとする。さらに、Intel 800シリーズチップセット搭載の一部マザーボードのみでのサポートとなるが、1モジュールあたり最大128GBのメモリを搭載可能とする「4ランク(4R) CUDIMMメモリ」モジュールにも先行対応したとのことで、2026年中に、4R CUDIMMメモリへの先行サポートを可能にするモデルを含む、新たなIntel 800シリーズ・チップセット搭載マザーボードが順次発売される予定だとしている。
