【2026年 勇往邁進する 午年生まれの企業トップたち】住友林業会長 市川 晃さん

私自身、常に「日に新た」をモットーとし、1年1年に全力を尽くしてきましたから、年齢を特に意識したことはありません。ただ、還暦を迎えて以降、12年という年月をひとつの節目と考えるようになりました。

 2026年、年男を迎えるにあたって、考えなければならないのは「次世代」のことだと思っています。次世代の人たちが希望を持って頑張ることのできる社会をどうつくっていくかが大切です。

 今、世界を見ていると、国同士の争いに子どもたちが巻き込まれ、犠牲になっている事実に暗澹たる気持ちになります。子どもたちの犠牲を防ぐ社会をどうつくるか。私自身、その実現に向けて行動すべき立場にもあると思います。ですから、子どもたち、若い世代の未来を考えていきたいと思っています。

 住友第2代総理事・伊庭貞剛は「君子財を愛す、これを取るに道有り」を座右の銘としていました。私たちは、住友の事業精神を大切に、この「道」を常に探し続けています。

(東京・大手町の本社にて)