UFS5.0対応製品のサンプル出荷をキオクシアが開始

キオクシアは2月24日、現在、JEDECで規格策定が進められている次世代Universal Flash Storage(UFS)規格「UFS5.0」に対応する組み込み式フラッシュメモリとして512GB品の評価用サンプルの出荷を開始したことを発表した。

  • キオクシアのUFS5.0対応製品の外観

    キオクシアのUFS5.0対応製品のパッケージ外観 (キオクシア)

UFS 5.0は オンデバイスAI機能を持つハイエンド・スマートフォンなど次世代モバイル機器で要求される性能を満たすことを目的にJEDECにて策定が進められている次世代規格。物理層にMIPI M-PHY version 6.0(M-PHY 6.0)およびトランスポート層のプロトコルに「UniPro version 3.0(UniPro 3.0)」を採用している点が特徴で、M-PHY 6.0で導入された理論上最大1レーンあたり46.6Gbpsのインタフェーススピードをサポートする「High-Speed -GEAR6(HS-GAER6)モード」により、UFS 5.0では2レーン合計で約10.8 GB/sの実効読み書き性能が実現可能だとされている。

提供される評価用サンプルは、同社がUFS 5.0向けに新規開発したコントローラと第8世代BiCS FLASHを搭載したもので、パッケージも新規に7.5mm×13mmサイズで開発したとのことで、これにより基板スペースの効率化と設計の柔軟性を高めることを可能にしたとする。

なお、同社では3月以降に1TB品の評価用サンプルの出荷も開始する予定としており、これらのサンプルをUFS 5.0対応ホストシステムの開発を行っている顧客向けに提供していくことで、性能検証や互換性確認を進めてもらうとしている。