USEN&U-NEXT GROUPのUSEN-ALMEXは2月16日、宿泊施設向けセルフチェックイン・アウト機(KIOSK)「ADX-MarkⅠ」を開発し、4月から全国の宿泊施設へ順次販売を開始することを発表した。

同機はデジタルパスポートと連動するオンライン事前チェックインサービス「PreCheck-in(プリ・チェックイン)」や、手のひら認証サービス「Gen-pa」との連携によるチェックインにも対応予定だという。

  • ADX-MarkⅠを4月より提供開始する

    ADX-MarkⅠを4月より提供開始する

開発背景

近年の宿泊業界は慢性的な人手不足が深刻な経営課題であり、オペレーションの効率化や省力化が急務とされる。その一方で、2025年の訪日客数は年間4000万人を超えて過去最高を記録し、2030年の6000万人という政府目標に向けて、インバウンド需要のさらなる拡大が見込まれている。

こうした状況の中、今後も増え続ける外国人宿泊客への多言語対応と、スタッフ不足を補う業務効率化の両立、さらには宿泊者のCX(Customer Experience:顧客体験)向上が求められている。

USEN-ALMEXは1966年の創業以来、宿泊施設向けの自動精算機を手掛けており、現在までに全国約4700社で導入されているという。創業60周年を迎える2026年を契機に、一層のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進やインバウンド対応の後押しを目的として、未来型KIOSK「ADX-MarkⅠ」を開発し販売を開始する。

8言語の対応と直感的なUI(User Interface)により、外国人宿泊客を含む多様な宿泊者にストレスフリーなチェックインを実現するとともに、施設スタッフ向け管理アプリケーションの刷新によりバックヤードの業務負担を軽減するとのことだ。

ADX-MarkⅠの特長

セルフチェックインに最適化したUIで、直感的な操作によりゲストの宿泊体験の向上に寄与する。日本語や英語だけでなく、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語の8言語に対応。また、タッチ決済やモバイル決済など、主要なキャッシュレス決済の手段に対応する。

一万円・五千円・千円の3金種の還流に対応し、釣銭準備金の削減と施設スタッフによる補充や回収業務を低減する。筐体の稼働管理とコンソール機能を一元化し、バックヤードのDX支援にも貢献するとのことだ。

  • 現金やカード決済などに対応

    現金やカード決済などに対応