サンケイビルが熊本で複合開発プロジェクトを始動

フジ・メディア・ホールディングス傘下のサンケイビルは1月30日、TSMC(JASM)やソニーセミコンダクタソリューションズなどの半導体工場に近い、熊本県菊池郡大津町における開発プロジェクト「Grand’X 大津熊本(グランディクス オオヅクマモト)」を始動させたことを発表した。

同プロジェクトは、大津町に確保した約6.5haの敷地を活用する複合開発事業で、プロジェクト名称は阿蘇くまもと空港からのアクセスが良好な土地を基本に、人・ モノ・文化・情報が交わる複合拠点としての役割と可能性を表現したものだという。

また、プロジェクトのコンセプトは「ここから、未来がはじまる。多彩な価値が交差する街。」で、熊本都市圏(文化)、阿蘇(自然)、阿蘇くまもと空港(交通)、セミコンテクノパーク(産業)といった4つのエリアを結ぶ交差点・結節点として、さまざまなつながりや価値が生まれてくるような、人々の交流と活動の場を創出したいという想いを込めたという。

  • 同プロジェクトのコンセプト画像

    同プロジェクトのコンセプト画像 (出所:サンケイビル)

半導体関連企業の従業員などを中心としたニーズへの対応を目指す

すでにプロジェクトの第1弾として同社と長谷工不動産を事業主として、全619邸の大規模賃貸レジデンス開発事業「(仮称)熊本大津B区画建築工事」に着手。延床面積約4万5000m2、鉄筋コンクリート造地上14階建てで、半導体関連企業を中心に職住近接を求める従業員や家族の住宅ニーズに応えることを目指すとしている。専有部は、1K・1LDK・2LDK・3LDKで、単身者からファミリー層までの幅広い家族構成に対応した間取り構成とするほか、さまざまなライフスタイルに対応することを目的に、共用施設として入居者専用のラウンジやジム、大浴場などを計画するとともに、入居者の安心・安全、利便性をテーマとした多様なサービスの導入を予定しているとする。

なお、全体の建物完成は2028年12月の予定だが、それに先立つ形で2027年冬より第1期工事の先行竣工部分に対する先行入居を順次開始する予定だという。