中国政府はByteDance(バイトダンス)、Alibaba(アリババ)、Tencent(テンセント)の大手テック企業3社に対し、NVIDIAの最先端AIチップ「H200」の輸入を承認した。

中国企業のニーズを優先か

今回、3社合計で40万個以上のチップ購入が承認され、他の企業も順次承認を待っているという。今回の承認は、NVIDIA CEOのJensen Huang氏が中国を訪問した際に下りたとのこと。

ただし、承認には条件が付けられており、その詳細はまだ検討中でもあるようだ。中国政府は過去に、H200の購入時に一定比率の国内製チップも併せて購入することを義務付ける案を検討していた。

NVIDIAのH200は、米中関係における主要な争点となってきた。米国は1月初めにH200の中国への輸出を正式に承認したが、最終的な輸入許可は中国当局が握っている。しかし、中国のテック企業からの需要は極めて高く、200万個以上の注文が入っており、NVIDIAの利用可能な在庫を大きく上回っている。

関係者4名が匿名を条件に明らかにしたとして、Reutersが1月28日付で独占報道している。Reutersは今回の承認について、OpenAIなど米国企業と競争する中国の大手インターネット企業のニーズを優先したものと分析している。