キリンホールディングスは12月10日、同社のヘルスサイエンス研究所が「L.ラクティス プラズマ」がアデノウイルスに対して抗ウイルス効果を示したとする研究成果を発表した。この成果は、12月5日に開催された「日本抗加齢協会第9回学術フォーラム」で公表された。

  • pDCの活性指標IFN-α産生量の比較

    pDCの活性指標IFN-α産生量の比較

実験の結果

同社によると、免疫細胞であるpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に、不活化アデノウイルスと「L.ラクティス プラズマ」を同時に刺激する実験を行ったところ、抗ウイルス性物質「IFN-α」の産生量が上昇することを確認したという。

この結果から、同素材の刺激によりアデノウイルスに対する抗ウイルス応答が速やかに誘導されることが示唆されたとしている。

アデノウイルスとは

アデノウイルスは、風邪やプール熱(咽頭結膜熱)などの原因として知られるウイルスで、年間を通じて発症が確認されている。この研究成果を含め、pDCの活性化を介した「L.ラクティス プラズマ」の抗ウイルス効果を示す研究成果としては、臨床・非臨床試験を含めて7種類となった。

キリンホールディングスは今後も「L.ラクティス プラズマ」の様々なウイルスに対する効果の研究を継続し、あらゆるウイルス感染に対する課題解決に貢献していくとしている。