SK keyfoundryがSiCパワー半導体ファウンドリに参入
韓国の8インチ専業ファウンドリであるSK keyfoundry(元Key Foundry。SK hynixが買収し、社名を変更)は11月12日、SiCベースのパワー半導体への取り組みを強化することを発表した。
また、この取り組みの一環として、SiC分野におけるコアコンピタンスを持つ主要企業であるSK powertechを買収したことも併せて発表。この買収により、SiCプロセスおよび設計技術を獲得し、SiCパワー半導体製造受託サービスを強化していくとする。
2025年末までにSiC MOSFET 1200Vプロセスの提供を開始
具体的には、2025年末までにSiC MOSFET 1200Vプロセス技術の提供を開始するほか、2026年上半期よりSiCベースのパワー半導体ファウンドリ事業を開始することを目指すとしている。特に、高電圧・高効率アプリケーションに向けたプロセス技術の拡充を図っていくとしており、その実現に向けたプロセス最適化と信頼性評価プロセス強化、ならびにカスタマイズされたSiCソリューションの提供に向けた専任チームを設置したという。