国内の前工程と後工程担当新会社の社名が決定

ロームは11月6日、同社グループにおける製造機能の強化および生産性向上を目的に、国内の製造関連会社4社ならびにローム滋賀工場を再編する計画について、前工程担当の新会社ならびに後工程担当の新会社の社名を決定したことを発表した。

前工程を担う新会社の社名は「ローム・デバイス・マニュファクチャリング株式会社(RDM)」、後工程を担う新会社の社名は「ローム・アッセンブリ マニュファクチャリング株式会社(RAM)」としており、それぞれが国内での半導体をはじめとする電子部品の前工程と後工程を担うこととなる。

再編目的は競争力の向上

RDMの対象となるのは前工程を担当するローム・アポロの筑後工場、ローム・ワコーの笠岡工場、ラピスセミコンダクタの宮城工場、宮崎工場、宮崎第2工場、ローム浜松の浜松工場、そしてロームの滋賀工場。RAMの対象となるのは、後工程を担当するローム・アポロの広川工場、行橋工場、ローム・ワコーの笠間工場となる。

手始めに2026年4月1日付でローム・アポロ、ローム・ワコー、ローム浜松の3社を、ローム・アポロを存続会社とする形のRDMと、ローム・ワコーを存続会社とする形のRAMに集約した後、2027年4月1日付でラピスセミコンダクタとローム滋賀工場をRDMへ再編する予定となっている。ちなみに、海外の後工程工場はRAMの傘下に入る予定だという。

  • 新会社2社の概要

    新会社2社の概要 (出所:ローム)

なお、同社は今回の再編について、前工程と後工程の製造機能ごとに迅速かつ最適な意思決定を行うことができる体制を構築し、これまで各社が培ってきた技術やノウハウの共有による品質の向上、業務プロセスの標準化・効率化による生産性の向上を実現するとともに、最適配置や育成体制の強化による人財の活性化を図ることを目的としたものと説明しており、今後もグループ全体で事業運営の中核を担う製造機能の強化を進めることで、グローバルでの競争力を高め、市況変動に強い事業基盤の構築を目指していくとしている。