アヴネットが日本での組み込み向けAMDプロセッサの取り扱いを開始

電子部品商社Avnetの日本法人であるアヴネットは、日本国内向けにAMDのRyzen EmbeddedプロセッサおよびEPYC Embeddedプロセッサの販売開始を発表した。

高まるエッジ分野での高い演算能力

これまで同社は、AMDのアダプティブSoCやFPGA(いずれも旧Xilinx系)を販売してきたが、生成AIや特に組み込み市場に求められるエッジ・コンピューティング、さらにはエッジAIに代表される端末側のデータ処理技術の革新などといったニーズの拡大に伴い、より高い演算能力が組み込み機器にも求められるようになってきている。

今回のAMD製組み込みプロセッサの取り扱いは、そうしたユーザーのハイパフォーマンスニーズに対応することを目的としたもの。同社代表取締役社長の茂木康元氏は、「日本でAMD x86 Embedded プロセッサを販売することができるようになったのは、我々とAMDとの長年にわたるパートナーシップにおける画期的な出来事」であり、「これまで以上に提案の幅が広がる、事業戦略の大きな転換点を迎えたといえる」と説明している。

なお、AMDのx86 Embeddedプロセッサは、ネットワーク、ストレージ、オートモーティブ、産業、小売、ヘルスケア、航空宇宙、テストおよび測定などといった組み込み機器での活用を前提とした堅牢性、信頼性、電力効率を提供するもので、Ryzen系は複雑なワークロードと常時稼動のインテリジェントシステムにターゲットを絞って、演算能力、パフォーマンス、グラフィックスを強化、高いエネルギー効率を実現し、効率的なAI機能を統合することを可能とするとアヴネットならびにAMDでは説明しているほか、一方のEPYC系は、ワールドクラスのパフォーマンスとエンタープライズクラスの信頼性とセキュリティを備えた電力消費が最適化された製品ファミリだと説明している。