米国政府により高度なAIチップの輸出規制を受けている中国が、2026年にAIチップの生産量を現在の生産水準の3倍にする目標を掲げているという。
ファーウェイのAIプロセッサ向けの生産拠点が計3カ所
2025年中にHuawei(ファーウェイ)のAIプロセッサ生産のための製造工場が稼働を予定しており、2026年には2拠点が新たに加わるという。
計3拠点の工場が完全稼働すると、生産能力は、中国最大の半導体受託製造会社である中芯国際集成電路製造(SMIC)と同様の生産ラインの現在の総生産量を上回る可能性があるという。
これらの工場の所有者は不明で、ファーウェイは自社独自の製造工場を立ち上げる計画はないと述べているとのこと。
SMICも2026年には、7nmチップの半導体製造能力を2倍への拡大を計画しており、ファーウェイは最大顧客であるという。
米国は、NVIDIAの「H20」など一部チップについて中国への輸出を認める方向性に舵を切った。米政府はNVIDIA、AMDなどから中国への売上高の15%を受け取るという合意も交わしている。
中国のAIスタートアップであるDeepSeekが先に採用を発表したFP8データフォーマットにより、NVIDIAの先進的なAIチップではなくても処理の効率を高めることができるといわれているが、ファーウェイの「Ascend 910D」などがDeepSeekの推奨標準を満たすとのことだ。