GaNパワー半導体の強化に向けて子会社を吸収合併

サンケン電気は8月13日、GaNやAlGaN、GaInN、AlGaInNなどのエピウェハやデバイス構造の開発・製造を手掛ける子会社のパウデックを吸収合併することを発表した。

サンケン電気は、2024年中期経営計画における新技術領域として、化合物デバイスに注力する要素開発を掲げており、積極投資の姿勢を見せてきた。パウデックはそうしたサンケン電気が、高性能なGaNパワーデバイスを実現できる技術を有する企業として2025年4月1日付で買収し、完全子会社化した日本のパワー半導体関連企業。パウデックのファウンダーである河合弘治氏は、1965年にソニーに入社して以降、中央研究所で蛍光体や半導体の研究に従事。1994年ころからGaN系半導体に注目し、2001年にソニーを退職して同社を立ち上げて、事業の拡大を行ってきた人物として知られる。

吸収合併の効力発生日は10月1日を予定

サンケン電気では、パウデックを吸収合併することで、パウデックの有する高度な技術力をさらに向上させるとともに、高耐圧パワーモジュール・パワーデバイス製品とGaNパワーデバイスを組み合わせることで、今後の拡大を狙うGaNパワーデバイス市場における競争力を高めていきたいとしている。

なお、吸収合併の効力発生日は2025年10月1日を予定。サンケン電気が存続会社となり、パウデックは消滅会社となり解散される見通しである。