受託生産需要の高まりに向けて工場規模を拡大
日新電機は8月4日、同社グループ会社で、装置部品の受託生産および電力機器の製造・販売を行う日新電機ベトナムが半導体製造装置業界のほか、再生可能エネルギー関連や電気自動車(EV)関連などの受託生産需要に対応することを目的に、2023年より生産エリアの拡大と加工設備の増強などを進めていることを明らかにした。
具体的には、2023年1月に既存工場に隣接する延床面積13,440m2のレンタル工場を新たに第3工場として設立し、板金加工エリアを拡大したことで従来比で生産能力を約1.5倍向上させたとするほか、2024年には、第3工場内に高品質かつ大型製品対応の電気亜鉛めっきラインを新たに構築。同ラインは環境基準を遵守したもので、これまでは外注で対応していた大型製品のめっきを自社内で加工できる体制を構築したとするほか、顧客の多様なニーズに対応することを目的に、2025年2月からは新たにめっきの受託加工も開始したとする。
さらに2025年4月からは電子敗戦の取り付けを含むEMS(電子機器の受託製造サービス)の提供を開始。エンジニアの採用強化を含めた高品質サービスの提供に向けた制定強化も図っているとする。
言質での日本人エンジニアの採用を加速
特にエンジニアの採用としては、現在の同社の売上高の8割を占める半導体製造装置関連の加工強化に向けて、経験を有する日本人の積極採用を進めているとするほか、独自のカリキュラムを用いた社員のスキルアップ支援を通じて、多品種・短納期の加工に柔軟に対応できる技術者育成の強化を図っているという。
なお、日新電機ベトナムでは、多品種小ロットの装置部品加工を一括で引き受けており、日本だけでなく欧米など世界各地に顧客を有しているとのことで、今後も幅広い需要に対応することを目的に、さまざまな加工プロセスで拡大する顧客ニーズに応えられるサービスの提供を図っていくとしている。

