アオイ電子がシャープ三重事業所の第2工場を取得

アオイ電子とシャープは7月31日、シャープの三重事業所 第2工場ならびに同事業所の土地の一部に関する売買契約を締結したことを発表した。

すでにアオイ電子は同事業所の第1工場の売買契約を2025年4月に締結済み。今回の売買契約は、シャープが進めている同事業所 第2工場の譲渡検討に沿ったものとなる。

  • シャープ三重事業所 第1工場と第2工場

    シャープ三重事業所 第1工場と第2工場 (出所:シャープ)

取得済みの第1工場との連携・最適化も検討

アオイ電子では、同事業所の第1工場に加え、第2工場の取得により、先端パッケージ事業をはじめとする新規事業への対応力を強化し、生産ラインの早期立ち上げを図っていくとしており、必要な専用設備の整備ならびに人員体制の強化を加速させ、 2027年度の本格稼働を目指すと説明している。

また、今後、買収した2つの工場の機能を有機的に連携・最適化することによって、生産能力の拡充、工程の 合理化、供給体制の強化を図り、柔軟かつ効率的な生産体制を構築することで、市場ニーズの変化により迅速に対応できる体制を整えていきたいとしている。

シャープが生産ライン早期立ち上げに協力

なお、第2工場の売買契約は7月31日付で完了しているが、土地の売買契約については2025年12月末の引き渡し完了予定となっている。

第2工場と対象となった土地の概要は以下の通り。

シャープ三重事業所 第2工場(建物)

  • 延床面積:約5万4000m2
  • 生産エリア:約2万m2

シャープ三重事業所の売買される土地の概要

  • 土地面積:約5万8000m2(シャープ三重事業所 第1工場および第2工場の敷地)

シャープでは今後、子会社の中小型ディスプレイ事業を担当するシャープディスプレイテクノロジーを通じて、売却した工場におけるアオイ電子の生産ライン早期立ち上げに協力していくとしている。