2025年初となる前月比でのプラス成長を達成
米国半導体工業会(SIA)は6月5日(米国時間)、2025年4月の世界半導体月間売上高(3か月移動平均)が前年同月比22.7%増、前月比2.5%の570億ドルとなったことを発表した。
SIA社長兼CEOのジョン・ニューファー(John Neuffer)氏は、「4月は2025年に入って初の前月比での増加を達成した。世界市場は、米州とアジア地域の需要に牽引され、引き続き前年比で成長を続けている。一方、WSTSの新たな業界予測では、AI、クラウドインフラ、そして先進的なコンシューマエレクトロニクスへの需要が牽引役となり、2025年には世界市場が堅調に成長すると予測されている」と2025年も成長が続くとの見通しを述べている。
日本の半導体市場シェアは6.6%
地域・国別の成長率を見ると、前年同月比では、米州が44.4%増、アジア太平洋地域/その他地域が23.1%増、中国が14.4%増、日本が4.3%増、欧州が0.1%増とすべての国・地域で増加した。また、前月比で見ると、中国が5.5%増、アジア太平洋地域/その他地域が5.3%増、欧州が0.5%増であったが、日本0.6%減、米州1.1%減と日本と米州がマイナス成長を記録している。
このSIAのデータをもとに、各地域・国のシェアを計算してみると、米州32.0%、中国28.4%、アジア太平洋/その他(中国・日本を除く)25.5%、欧州7.5%、日本6.6%となっている。
なおSIAは6月5日、世界半導体市場統計(WSTS)の「2025年春季半導体市場予測」を承認したことも明らかにしている。同予測では、2025年の半導体市場は前年比11.2%増の7009億ドルと予測されているほか、2026年は同8.5%増の7607億ドルに達すると予測されている。
