三菱重工業は5月9日、2024年4月〜2025年3月期の決算(国際会計基準=IFRS)を公表した。電力需要の伸長によりガスタービンなどのエナジー事業が好調で、防衛・宇宙事業も受注・売上共に増加するなど、増収増益に。受注高、売上収益、当期利益は過去最高となった。

  • 三菱重工業が2024年度決算説明会を開催。右が伊藤栄作社長・CEO、左は小澤壽人取締役CFO

  • 三菱重工の2024年度決算業績

2024年度における三菱重工の連結受注高は、前年同期比5.8%(3,872億円)増の7兆712億円。エナジーセグメントをはじめすべてのセグメントで増加したことが寄与した。事業別では、ガスタービン・コンバインドサイクル発電プラント(GTCC)などを手がけるGTCC事業と、製鉄機械が受注を伸ばしたという。

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