第1四半期の売上高として過去最高を更新へ

Samsung Electronicsは4月8日、2025年第1四半期の全事業を対象とした連結売上高のが79兆ウォン、営業利益が6兆6000億ウォンとなるとの予測を発表した。

79兆ウォンという売上高は、前年同期比では9.8%増、前四半期比で4.2%増となり、第1四半期の過去最高額を更新することとなるという。

売り上げの伸びをけん引した主な要因は、AI機能を搭載したスマートフォン(スマホ)であるGalaxy S25シリーズの販売が好調であったことが挙げられる。

また、半導体事業におけるサーバ向けDRAMの出荷量が増えたことで、PCをはじめとするほかのセグメント向けメモリの価格低下を一部相殺できた模様だが、ファウンドリ事業は赤字から脱却できていない模様である。中国勢が米国のトランプ大統領の進める関税政策の発動前にSamsungからメモリを前倒して購入したことも業績の押し上げ要因となった模様で、半導体事業を担当する同社のデバイスソリューション(DS)部門の営業利益は1兆ウォン前後と予想されている。

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