CRI・ミドルウェアは4月3日、任天堂が2025年6月に発売する次世代ゲーム機「Nintendo Switch 2」に対して、自社のミドルウェア製品「CRIWARE(シーアールアイウェア)」のゲーム向けミドルウェアすべてを対応させることを発表した。

2001年以降、800以上のタイトルで活用

同社は、2001年に発売されたニンテンドーゲームキューブ以降、任天堂の発売するゲーム機にミドルウェアであるCRIWAREを対応させてきており、2001年以降、2025年3月末までにCRIWAREが使用された任天堂のゲーム専用機向けタイトルは800以上にのぼるという。

同ミドルウェアはゲーム関連に対しては、音声サウンドや映像などを中心に、表現の拡張に向けて活用されてきており、同社では新しいハードウェアでもスムーズに開発が始められる機能は、Nintendo Switch 2のポテンシャルを引き出し、クリエイターの創造力を刺激することにつながると説明しているほか、それらのミドルウェアを活用することで、Nintendo Switch 2のゲーム開発を促進、多様なゲームラインナップと新たな遊びの創出を実現することにつながるともしている。

なお同社ではこれらのミドルウェアの提供を通じて、新しいハードウェアを活用する新規ゲーム開発のほか、過去に発売されたゲームの移植、PCやスマートフォンなどプラットフォームを越えて同一タイトルで遊ぶマルチプラットフォーム対応なども含め、新型機での音と映像表現を支え、新しい遊びの創出に貢献していくとコメントしている。