島津製作所は2月12日、同社が提供する紫外可視分光光度計(UV)の「UV-i Selection」の後継機として、「UV-1900i Plus」「UV-2600i Plus」「UV-2700i Plus」の3機種を、同日より国内外で発売することを発表した。
UVとは、可視光や紫外線が物質を通過すると光エネルギーの一部が失われる現象(光エネルギー吸収)を利用し、物質の化学構造や試料に含まれる成分の濃度を調べる分析装置で、大学などの研究機関や化学・製薬企業を主としてさまざまな分野で使用されてきた。しかし昨今では、同装置の操作に習熟したユーザーが減少するのに伴い、「より手軽に信頼できるデータを取得したい」というニーズが高まっているという。