NXP Semiconductorsは2月3日(欧州時間)、2024年第4四半期ならびに2024年通期業績を発表した。
それによると、第4四半期の売上高は前年同期比9%減の31億1000万ドル、GAAPベースの粗利益率は53.9%(非GAAPベースの粗利益率は57.5%)、GAAPベースの営業利益は同26%減の9億700万ドル(非GAAPベースでは同13%減の12億1900万ドル)となったという。
また、この結果、年間売上高は前年比5%減の126億1000万ドル、GAAPベースの粗利益率は56.4%(非GAAPベースの粗利益率は58.1%)、GAAPベースの営業利益は同7%減の34億1700万ドル(非GAAPベースでは同6%減の43億6900万ドル)となったという。
部門別に通期の売上高を見ると、オートモーティブが同4%減の71億5100万ドル、インダストリアル&IoTが同3%減の22億6900万ドル、モバイルが同13%増の14億9700万ドル、通信インフラ&その他が同20%減の16億9700万ドルとなっている。
なお、第4四半期の売上金額について同社は、事前ガイダンスの中間地をやや上回る値であったとしており、厳しい状況だったにもかかわらず、着実な実行力、安定した粗利益率、健全なフリー・キャッシュフローの生成を反映し、堅調な業績を達成したと説明しているほか、コントロール可能な点を徹底的に管理することで、円滑な経営と成長戦略に専念するともしている。