SK hynixが2024年第4四半期の決算を発表した。それによると、売上高は前四半期比12%増、前年同期比75%増の19兆7670億ウォン、営業利益は前四半期比15%増、前年同期比2236%増の8兆828億ウォン(営業利益率41%)となり、ともに過去最高を更新したほか、営業利益の額が競合のSamsung Electronicsを6兆5000億ウォンを初めて上回ることとなった。

この結果、同社の2024年通期の決算は、売上高が前年比102%増の66兆1930億ウォン、営業利益は2023年の7兆7303億ウォンの赤字から23兆4673億ウォンの黒字転換を達成した。この66兆ウォンは年間売上高は2022年の過去最高(44兆6,216億ウォン)を21兆ウォン以上上回り、営業利益は半導体好況期の2018年の過去最高(20兆8,437億ウォン)を上回った。

SK hynixは、この決算内容について、「AI向けメモリの需要が長期にわたって堅調に推移する中、世界をリードするHBM技術と収益性重視の運営により過去最高の業績を達成した。HBMは第4四半期も高い成長を続け、DRAM総売上高の40%以上を占め、エンタープライズSSD(eSSD)も安定した売り上げの増加を示した。収益性重視の運営に基づく優れた製品競争力により、安定した財務状況を確立し、業績の向上につながった」と説明している。

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