台湾南部で1月21日0時17分ごろ、マグニチュード6.4(M6.4)の地震が発生した。震源地は嘉義県近郊の山岳地帯。嘉義県の南、TSMCが工場を構える台南市でもマグニチュード6.2を観測したという。

TSMCは台南にFab 6、Fab 14、Fab 18およびAdvanced Backend Fab 2を有しており、中でもFab 18は同社の量産プロセスとしては最先端となる3nm(N3)の製造を担当している。

TSMCによると、これらの工場で従事する従業員は避難させるなどの措置をとったとしている。

なお、近年建設された半導体工場は基本的に免振設計を採用するなど、大地震が来ても被害を抑える仕組みが採用されている。