三菱重工は、九州電力 玄海原子力発電所(佐賀・東松浦郡玄海町)の3・4号機向けに蒸気タービンの更新工事を受注。高砂製作所で設計・製造を行い、現地で取替工事を実施する。
今回納入する蒸気タービンは、1基の高圧タービンと3基の低圧タービンで構成。これまでに計9例(国内4例・海外5例)の運転実績があるという、54インチ翼タービンを採用する。
三菱重工は「これまで培ってきた経験と技術力を生かし、高品質のタービンを供給。より優れた材質や構造を採用した最新設計で信頼性向上をはかり、発電効率の向上でカーボンニュートラルの実現と電力安定供給にも寄与する」としている。