住信SBIネット銀行は11月1日、顧客向け生成AIチャットボット「ヘルピッピ」を内製開発し、同日よりサービスを開始したことを発表した。
生成AIチャットボット「ヘルピッピ」の特徴
ヘルピッピは、愛らしいキャラクターに自然に話しかけるように質問してもらうことで、顧客が知りたい情報を得られるよう設計されている。一般的なチャットボットとは異なり、生成AIを活用することで、自然言語での対話での言語理解および文脈保持により、精度の高い回答を行える。
ヘルピッピは、話し言葉による質問にも対応できるため、顧客はヘルピッピと対話をすることで欲しい回答にたどり着くことができる。
また、従来のチャットボットとは異なり、文脈を保持する機能を有しているため、顧客に質問された内容を記憶している。したがって、質問して得た回答に重ねて質問することで、前の質問を踏まえた回答を得ることができる。
そのほか、ヘルピッピは、同社の膨大な数のFAQを知識として学習しており、多種多様な質問に対し、正確に回答することが可能。独自の技術を活用し、正しいFAQ知識の参照による回答作成し、追加質問に対する回答の再考を行うため、精度の高い回答を実現している。
回答をテキストで示す際、出典元として、情報源となった関連情報を回答末尾に明示することで、顧客に対してより透明性の高い情報提供を行うことができる。