パーソナルAIの開発と実用化を進めるオルツは7月26日、従業員稼働計測コンサルティングサービス「EagleAI(イーグルエーアイ)」の提供を開始することを発表した。
EagleAIの概要
EagleAIは、従業員の稼働状況を数値化し、可視化することが可能。業務の状況を詳細に分析して効率化の余地がある箇所を明確にし、各種プロダクトやソリューションによる生産性向上を支援するサービス。
例えば、営業部門の商談時間を10%向上させるために、社内会議や作業の効率化・自動化の余地を数値化し、具体的な改善案を提供することで、企業全体の生産性向上を目指す。 特に業務効率化をしたいがどんなツールを使えばいいかわからない企業、リモートワークを行う社員の業務状況を把握しづらい企業、ツールや新しい体制を導入するのは難しい企業に向けたサービスとなっている。
コンサルティングの流れ
コンサルティングの流れとしては、まず従業員のカレンダーデータをもとにオルツコンサルタントが現状を可視化し、稼働や業務上の課題を発見・特定。オルツの各種プロダクトやソリューションによる具体的な改善を提案し、企業の生産性向上や余剰リソース創出を実現するといった流れとなる。
さらに、従来の業務可視化ツールとは異なり、クライアント企業が保有するデータを活用して業務の可視化を行う。
これにより、業務の可視化と同時にオルツのプロダクトやソリューションを活用して生産性向上を同時に実施することが可能。データの可視化はオルツが一括して行い、情報の安全性も確保されているという。