パーソナルAIの開発と実用化を進めるオルツは5月23日、「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げるキャスターと共同で、生成AIを活用したプロダクト開発とサービス運用を目的とするJV(ジョイントベンチャー)の組成に向けた検討を開始したことを発表した。

ジョイントベンチャー組成の目的

JV組成の主な目的は、AI技術を軸としたプロダクト開発およびサービス運用。オルツが持つ深層学習や生成AI、LLM(Large Language Models:大規模言語モデル)を含むAI技術と、キャスターがこれまで培ってきたフルリモートワークを前提としたプロダクト開発に関する知見を組み合わせ、「労働バイアス」の解除と「人の非生産的労働からの解放」の実現に向けた事業展開を検討する。

AIエージェント受託開発事業

従来の業務のうち、AIを活用することで一定の自律化が図られ、人の代替となり得るAIエージェントの受託開発を検討する。

AIエージェント派遣事業

この合弁事業で開発したAIエージェントを顧客が利用し、人材派遣のように業務をサポートできるサービスの構築を検討する。

アノテーション事業

JVが「アノテーション」を行うことによって、AI開発のための教師データ作成サービスの構築を検討する。