東日本旅客鉄道(JR東日本)、NTTコムウェア、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)、ビーマップは7月17日、JR東日本が主催する「WaaS(Well-being as a Service)共創コンソーシアム」による取り組みの一環として実施する、AIを活用して地域の魅力的なスポットをレコメンドするアプリ「もりおかめくり」の提供により観光客の行動変容を促す実証実験について、第2弾の取り組みを開始することを発表した。

第2弾は7月19日より開始予定で、2月に実施した第1弾の結果を踏まえ、プッシュ通知機能を追加して「おすすめ体験」や「店舗・施設からのお知らせ」を観光客の状況に合わせてリアルタイムに通知する。これにより、さらなる回遊率の向上や地域ファン創出を目指す。

  • 実証実験の第2弾

    実証実験の第2弾

実証に使用するアプリ「もりおかめぐり」は、盛岡の観光スポットや施設、店舗、旅行記、紹介記事などの参照が可能。プッシュ通知を有効にすることで、「おすすめの体験・イベント情報」や「店舗・施設からのお知らせ」をリアルタイムに入手できる。

さらには、会員登録した情報や旅行記、記事参照の状況をもとに、AIレコメンド機能により好みに合わせたスポットをめぐる旅プランも作成できるという。また、旅行中の同伴者や時間帯、現在地に応じておすすめスポットが通知され、急な予定変更や時間が空いた際には、近くのおすすめスポットがレコメンドされる。