Microsoftはこのほど、「Microsoft Edge for Business: Revolutionizing your business with AI, security and productivity - Microsoft Edge Blog」において、Microsoft Edge for Businessに追加された新機能を紹介した。企業にとって有益なアップデートが発表されている。

  • Microsoft Edge for Business: Revolutionizing your business with AI、security and productivity - Microsoft Edge Blog

    Microsoft Edge for Business: Revolutionizing your business with AI, security and productivity - Microsoft Edge Blog

AI管理、ビデオコンテンツ翻訳などが追加

デジタル環境でのハイブリッドワークやSaaSの普及、AIのワークフローへの統合が増えており、ビジネスにおいて安全なブラウジングの提供が求められている。これらの課題に対応する新たな機能がMicrosoft Edge for Businessに追加された。

その一つがEdge管理サービスだ。管理者は組織内のすべてのEdgeインスタンスを一元的に把握し、最新の状態に保てるようになる。ワークフローを中断することなく更新をスケジューリングできるようにもなっており、名前、ロゴ、色などをカスタマイズして独自のブランディングをブラウザに適用することも可能となっている。

複数の生成AIサービスを容易に管理できるようになった。管理者は選択したパブリックAIサービスをブロックしたり、Copilotの制御を微調整したりすることができる。テキスト予測やAIによって生成されたテーマの有効化または無効化など、Copilot以外のAI機能を管理可能。

その他にも、ビデオコンテンツをリアルタイムに翻訳する機能やワークスペースを使用してプロジェクトごとにタブを整理する機能、テーマごとにタブを自動グループ化する機能などが紹介されている。新機能に関する動画がYouTubeにアップされており、そちらも参考になる(参考「Microsoft Edge for Business: Secure, productive, optimized for AI - YouTube」)。