テレビ北海道(TVh)とシステム開発のシステム・ケイは3月11日、TVhが開発したリモート監視システム「バーチャルマスターオペレーター」と、システム・ケイのAI監視カメラを連携させた統合監視システムを開発したことを発表した。

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サービスの概要

TVhが開発したリモート監視システムであるバーチャルマスターオペレーターは、放送局のマスター業務(主調整室)をはじめ、ビル・工場・インフラ設備などの監視業務をリモート運用できるシステム。

パソコン画面に監視ルームを再現し、実際の監視ルームにいるのと同様にリモートで監視・制御ができるほか、既存設備を改修せずに低コストかつ迅速に導入でき、監視制御サーバを設置することで複数拠点の同時監視も可能となっている。

このバーチャルマスターオペレーターとシステム・ケイのAI監視カメラを連携させた同サービスは、オフィスビルや工場、インフラ設備、放送局などを対象に、不審人物の侵入や機器の異常などを検知し、パソコン画面に表示して知らせるもの。

監視画面や機器の運行データなどをリモートで統合監視できるほか、複数拠点の同時監視もでき、監視業務の効率化が期待できるという。