Elon Musk(イーロン・マスク)氏が立ち上げたNeuralinkが新たな4300万ドルの資金調達を行なったようだ。同社が米証券取引書委員会(SEC)に提出した書類から明らかになった。
Neuralinkは、シリアルアントレプレナーのMusk氏が2016年に立ち上げたブレインマシンインタフェースを開発するスタートアップ。
脳波を読み取ることができるチップを埋め込み、これを利用してコンピュータやモバイルデバイスを制御できるという構想を掲げている。9月には、初の人体治験への参加者の承認を得ている。
Neuralinkは8月にシリーズD投資ラウンドとして、Founders Fundから2億8000万ドルを調達していた。
SECに提出した書類からはこれ加えて、新たに4300万ドルを調達したことがわかった。Founders Fundは、マスク氏とともにペイパルマフィアとされる投資家Peter Thiel氏らが創設したベンチャーキャピタル。
現在、32人の投資家が参加していることも明らかにした。これを報じたTech Crunchは同社の評価額について、6月に約50億ドルと報じられたことを紹介している。