ソシオネクストは10月18日、TSMCの2nmプロセスを用いた32コアCPUチップレットの開発において、ArmおよびTSMCと協業することを発表した。

同チップレットは、Arm Neoverse Compute Subsystems (CSS)テクノロジーを活用して開発されるもので、I/Oチップレット、および各アプリケーション専用のチップレットとともに、単一または複数のインスタンスとして単一パッケージ内に実装され、さまざまなアプリケーションに向けて性能を最適化できるよう設計されるとのことで、これが実用化されると高いコスト効率を維持しながらパッケージレベルでの性能向上を継続することができるとソシオネクストでは説明している。

なお、ソシオネクストでは、このCPUチップレットを大規模データセンター用サーバ、5/6G インフラストラクチャー、DPU、ネットワーク・エッジ市場向けに提供していくことを計画しており、2025年上期のエンジニアリングサンプル提供を目指すとしている。