PTCは7月26日(米国時間)、同社社長 兼 CEOのJim Heppelmann(ジム・ヘプルマン)氏の後任として、PTC サービスライフサイクル管理事業プレジデントのNeil Barua(ニール・バルア)氏が、2024年2月の株主総会を機に、新たなCEOとして就任する予定であることを発表した。

これにより、ヘプルマン氏はCEOを退き、取締役会会長に就任するほか、バルア氏は次期CEOならびに取締役会メンバーに就任することになるという。

今後の移行期間においては、両氏が緊密に協力し、すべてのCEO職責が秩序正しく移行されるよう取り組んでいくと同社では説明している。

バルア氏は2023年初頭に同社が買収を完了したフィールドサービス管理ソリューションなどを提供するServiceMaxのCEOを務めてきた経験を有しているほか、それ以前もIPC SystemsのCEOなどを務めてきた経歴を有している人物として知られている。

なお、バルア氏は「承継期間には、ジム・ヘプルマン氏やエグゼクティブチームとも連携しながら、顧客、従業員、パートナー、株主との関係を深めていきます」とコメントしている。

  • Neil Barua

    左がJim Heppelmann氏、右がNeil Barua氏 (出所:PTC)