Ridge-i(リッジアイ)は7月12日、生成AIを活用してDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める企業や自治体向けの新サービスとして、「生成AI活用コンサルティングサービス」の提供を開始することを発表した。

  • 生成AIに関するコンサルサービスを開始する

    生成AIに関するコンサルサービスを開始する

このサービスは、同社がこれまでに培ってきたAI活用のコンサルティングやAI開発における知見と、ChatGPTに代表されるLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)技術を組み合わせて提供するという。生成AIの活用に向けたDX戦略の構築から、AIシステムの設計と開発、オペレーション構築、人材育成などをワンストップで手掛ける。

また、経営層向けに生成AIに関する勉強会も実施するようだ。その他、生成AIの活用戦略の策定と、戦略の実現に向けたロードマップ構築なども支援する。

  • 案件管理機能をアップデートした

    案件管理機能をアップデートした

昨今はChatGPTをはじめとする生成AI技術が発達し、社会全体でAIの利活用に対する期待が高まっている。同社が実施した調査によると、2023年6月時点で、DXに取り組む大手企業の半数以上が生成AIの業務活用を具体的に検討している状況とのことだ。

その一方で、生成AI技術はまだ実装例が少なく、技術に関する知見やリソースが不足している。多くの企業では具体的な活用方法に悩んでおり、実際の業務での活用に向けては、8割を超える企業でセキュリティや運用に関して懸念を示しているという。

そこで同社は、生成AIを活用した独自サービスの開発と社内活用に取り組んできたノウハウなどを活用して、他企業の生成AI活用を支援するために、コンサルティングサービスの提供を開始する。