宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所は6月29日、JAXAと欧州宇宙機関(ESA)が推進する国際水星探査計画「BepiColombo」においてJAXAが担当する水星磁気圏探査機「みお(MMO:Mercury Magnetospheric Orbiter)」が、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」とコラボを実施したことを発表した。
今回のコラボではコンテンツとして、応援ポスターおよび応援ボイスが公開された。応援ポスターと応援ボイスのどちらも、水星の魔女の主人公であるスレッタ・マーキュリーと、ヒロインのミオリネ・レンブランを起用。応援ボイスでは、「みお」をテーマにした2人の掛け合いを聴くことができ、その中には、第3話でスレッタがミオリネにつけようとしたあだ名とかけたセリフも用意されている。
2018年10月にフランス領ギアナから打ち上げられたベピコロンボは現在、2025年12月の水星到着に向けて合計9回予定されている惑星スイングバイのうち、地球で1回、金星で2回、水星で3回の計6回を実施。水星へのスイングバイでは、水星の高度約200km付近を通過しているほか、撮影や科学観測なども実施されてきた。
なお、機動戦士ガンダム 水星の魔女は、7月2日の17時よりMBS/TBS系全国28局ネットにて最終回が放送される予定となっている。