アリババクラウドは5月29日、アプリケーション指向の新たなサーバーレスプラットフォームである「Serverless App Engine(以下、SAE)」を日本市場に導入することを発表した。

同サービスはフルマネージド型であり、ワンストップのアプリケーション・ホスティング・ソリューションを提供し、費用対効果の高さが特徴だという。マイクロサービスフレームワークとKubernetesクラスターを採用し、従量課金方式により無駄なリソースを最小限に抑えることでコストの削減を支援する。

同社によると、マルチゾーンでの展開をサポートし、正確な容量処理や高い弾力性、サービスのスロットリング、低下を必要とする大規模イベント向けの高可用性ソリューションを提供するとしている。

同サービスはコードの送信からアプリケーションのデプロイメントまで、DevOpsのプロセスを自動化し、複雑で緩慢に繰り返される従来のデプロイメントと比較して効率的な作業を支援する。SAEは基礎となるリソースのデプロイメント、スケジュール、カナリアリリースの実装、マイクロサービスの管理、サービスの監視と診断を効率的に行う機能を提供するとのことだ。