企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進と内製化を支援するSTANDARDは4月18日、DXリテラシー講座の英語版の提供を開始することを発表した。DX人材育成と施策のアイデア創出を支援する従来のDXリテラシー講座の内容をそのままに、英語版も開始するという。顧客の国際的なビジネス環境構築に向けたDX推進支援を支援する。

DXリテラシー講座は、DXを進めるための技術や取り組み方を学べるオンライン講座だ。前提知識を持たなくても理解できることを目的としている。また、約6時間ほどで講座が終了するため、1日での研修も可能とのことだ。なお、詳細な価格は個別の見積もりが必要。

近年は、多くのグローバル企業で経営判断の合理化に向けた業務プロセスの統合的な管理体制構築のため、ERP(Enterprise Resource Planning:企業資源計画)をはじめとする情報システムやデジタル技術の導入を海外拠点と連携しながら進めている。

一方で、現地拠点での導入や運用においてはビジネス習慣や技術水準、文化、言語の違いなどの課題が存在する。国内外の拠点で同一内容のDXリテラシー教育を実施することは、デジタル技術に関する共通認識の獲得につながり、スムーズなシステム導入や運用が期待できる。