日本オラクル、富良野市、北海道大学は3月28日、3者が産官学で進めているプロジェクト「北海道富良野市のスマートシティ推進支援」の最終報告会を開催し、メディア向けに公開した。

同プロジェクトは、北海道大学博士課程DX教育プログラムに参加している大学院生らが、富良野市が抱える課題の解決に挑むもの。オラクルのクラウドサービスを活用してさまざまなデータ分析や可視化を行った。そして、現地での視察やヒヤリングを通じて施策を練り上げ、富良野市に対して提案を行うといったプロジェクトだ。今回の報告会は、最終プレゼンを発表する場となった。

課題のテーマは、「富良野市民の省エネ行動変容によるカーボンニュートラルの促進」と、「富良野スキー場の若年層の顧客開拓」の2つ。学生らは「環境チーム」と「観光チーム」に分かれ、それぞれの課題に対する施策を提案していた。どのような提案を行ったのだろうか。

早速、環境チームの発表から紹介していこう。

環境チーム「市民一人ひとりにハチドリになってもらう」

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