凸版印刷とスカイコムは3月23日、自治体のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援するサービスに向けて協業を開始することを明らかにした。これにより、通知物に関する行政手続きの効率化や住民利便性の向上を目指すという。

両社は凸版印刷の通知物電子送付サービス「Speed Letter Plus」と、職責証明書を使用して電子署名を付与できるスカイコムの「SkyPDF」を連携し、公文書の作成から職責証明書を使用した電子署名の付与、電子送付、受け取り後の署名検証を一連で実施できるサービスの開発を進める。

  • サービス連携の概要図

    サービス連携の概要図

凸版印刷のSpeed Letter Plusは、マイナンバーカードによる本人確認を行ったIDに基づいて、PDF化した通知物を電子送付可能なサービス。配送や閲覧の状況を管理できる。受け取る側は、広告などの表示が無く、自宅に不在の場合でも必要な通知物を受け取れる利点がある。

スカイコムのSkyPDFは公文書をPDFで作成するソリューション、LGPKIが発行する職責証明書を使用した電子署名の付与のほか、受領したPDFファイルに付与された電子証明書の有効性や署名者のなりすまし、文書が改ざんされていないことを確認可能だ。

両社は共同開発した連携サービスについて、2023年8月ころからの提供開始を目指すとしている。行政事務の効率化やペーパーレスによるコストダウンにより行政サービスの利便性向上を支援するとのことだ。