Twitterの共同創業者で元CEOのJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏が「Bluesky」がApp Storeに登場した。元々はTwitterのプロジェクトで、オープンで分散化したソーシャルメディアの標準を確立するため2019年に発表していた。

メンバーには、Twitterを共同創業したドーシー氏、Jabber/XMPPの開発者であるJeremie Miller氏などがおり、CEOはJay Graber氏が務める。「ソーシャルインターネットを構築する」と謳っている。

昨年5月には、分散型ソーシャルサービス向けのプロトコル「Authenticated Transfer Protocol」(AT)を公開している。Blueskyは同プロトコルを実装したサービスとなり、同プロ所はMastodonを動かすActivityPubプロトコルと似ている。

現在、招待制のプレビューとなっている。BlueSkyは、Twitterと同じように他のユーザーを検索してフォローし、ホームタイムラインでその人の近況を見ることができる。

ユーザーのプロフィールには、プロフィール写真、背景、経歴、フォロワー数、投稿数、フォローされている人数の指標などの機能がある。プロフィールのフィードは、「投稿」と「投稿と返信」の2つのセクションに分かれている。

また、ユーザーはアカウントを共有、ミュート、ブロックすることができるが、リストに追加するなどはできない模様。アプリのナビゲーション中央下にある「発見」タブは「誰をフォローするか」の提案や、最近投稿されたBlueskyの更新情報のフィードが表示されるようになっており、DMはないようだ。

現在、Blueskyは招待制となっており、同社のWebサイトからウェイティングリストに登録できる。なお、一連の情報は3月1日(現地時間)付けでTechCrunchが報道している。