BBソフトサービスは2月9日、同社が提供するネット詐欺対策ソフト「詐欺ウォール」iOS版に、利用者が危険サイトへのアクセス件数がわかる新機能を追加したことを発表した。Windows版ではすでに提供済みで、Android版は2023年3月中に機能提供を予定している。

新たに追加された個人レポート機能では、月間単位で利用者が閲覧したサイトに対し、詐欺ウォールが検査したURL数と検知したURL数のレポートをアプリ上から確認出来るようになった。検査した件数が0件となっている場合は、詐欺ウォールの設定が完了していない可能性があるため、iOS版であればSafariへの詐欺ウォールの設定を促すボタンが表示される。

  • 個人レポート機能

    個人レポート機能

また、同じく追加された全体警告数レポートは、詐欺ウォールアプリ全体でどのくらい警告を表示しているのかを1週間単位で集計し、警告画面表示件数を知らせる機能。警告数と合わせて前週との比較で詐欺サイトの増減の傾向やセキュリティ対策についても知らせる機能になっている。

  • 全体警告数レポート機能

    全体警告数レポート機能

同社は新機能を提供することにより、詐欺ウォールの検知状況をアプリ利用者へ伝えることで、ネット利用に関する注意喚起を促す考えだ。