電通国際情報サービス(ISID)は1月30日、同日より米国Snowflakeが開発・提供するデータクラウド「Snowflake」の短期導入支援サービス「SnowBase」を提供開始することを発表した。ISIDは、2021年にSnowflakeと販売代理店契約を締結し、Snowflakeの日本市場における販売を開始している。

「SnowBase」は、ISIDが独自に開発したツールとテンプレート群を活用することにより、最低限の構成であれば、最短2カ月でSnowflakeの導入が可能となっている。

具体的には、独自開発ツールとテンプレート群の活用により、クラウド環境構築、Snowflake設定、各種データソースからのデータ連携・統合プログラムの開発、監視・ジョブ運用設定を支援するものになっている。

クラウド環境構築に関しては、構築すべき環境を独自に定義したファイルやオープンソースソフトウェアを活用し、Amazon Web Services(AWS)もしくはMicrosoft Azure上にデータ分析に必要なワークロード一式を自動構築する。構築したアセットはCI/CD(Continuous Integration/Continuous Delivery)のフレームワークで管理し、差分を検証した上で自動構成変更にも対応する。

同社は、同サービスを活用することにより、「Snowflakeのクイック&スモールスタートの実現」「将来への拡張性」「スムーズに運用開始」といった効果が期待できるとしている。