富士ソフトは11月8日、Teams会議における双方向のスムーズな資料共有操作と円滑なコミュニケーションを実現するという「moreNOTE for Microsoft Teams」を提供開始した。フリープランとエンタープライズプランがあり、エンタープライズプランの価格は1IDにつき月額300円。

  • moreNOTE for Microsoft Teamsのイメージ

主な機能として、Teams会議中の資料共有とペン/ポインタ操作共有、「みんなで見る」「自分だけで見る」の切替、ホワイトボード、会議資料の検索、会議資料のカレンダー形式での表示、Outlookカレンダー連携、Azure AD連携、英語表記への切替を同社は挙げる。

  • 会議中にアイコンをクリックすると起動

まず、Teams会議中にmoreNOTEアイコンをクリックすると起動し、全員に共有する操作と個人で見る操作の切り替えができる。

  • ペンやポインタの操作を共有可能な「みんなで見る」機能

「みんなで見る」では、参加者全員がメモ書きやポインタを双方向にリアルタイムで共有でき、会議での議論を活性化させ、コラボレーション強化につながるとしている。

  • 会議中に自分が見たいページを見られる「自分だけで見る」機能

「自分だけで見る」では、画面共有では実現できない自分のペースでの資料閲覧ができるため、「さっきの内容を確認したい」「資料の全体を見たい」など、会議内容の理解促進につながるという。

  • 表示の拡大・縮小やページ移動が可能

  • ホワイトボードへワンステップで切り替え可能

  • 書いたデータは自動保存可能

ID管理方式にはAzure ADを利用した認証を採用し、Teamsにログインしている組織アカウントで利用可能。小規模なグループで利用できるフリープランと、より大規模な会議で利用可能なエンタープライズプランを用意した。

フリープランの価格は無料であり、会議参加者は3人まで、資料保存は50MB/2週間までとなる。エンタープライズプランの価格は月額1iDあたり300円で、会議参加者は50人まで、資料保存は2GBまでとなり、ユーザーサポートがある。